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(訂正)のメロのA♭(誤)⇨ G(正)

飲み干しての「て」の後のコードにめちゃくちゃ拘りを感じる

透明な光が濁る様を見たくて

言葉にするほど弱くなってくから

単純でいれるほど綺麗ではないから

すこしだけ傷をつけてみたくなる

未完成な態度

不都合な弱音の解釈

居た堪れないくらいの痛みにさせないように

まだ壊さないでいてくれ

君を穿って知って止められなくて

繰り返しをやめられなくて

剥がれ落ちない夜の帷

窮屈な言葉の詰まり

意味を着飾り

せめて退屈にはならないくらいの空回り

先手必勝の言い訳

言葉にしたくないから真似をする

あけすけでいたいよ

綺麗に片付かないから

控えめな惑いはいつも放っておけなくて

居た堪れないくらいの痛みにならないように

まだ壊れないでいたくて

ただ願ってしまう等しさだって

偽っていた本当だって

振り返ることもやめたくて

壊してしまって構わないよって

そうやって誤魔化していたって

弱音に流されてたって気圧されて

融かされてはつかの間の安堵で

形になり得なかった

かき消された声と

満身創痍の言葉で

きみを

きみを 穿って 知って 止められなくて

不甲斐なくて濁してしまって

度し難いほどにも消えなくて

宿して意図した後悔だって

もう何回匿っていたって
