
エンドロール迄(まで)

開演(かいえん)の合図が鳴る兵隊さんは今日も踊るもうどうしたって拭えない血の匂いが勲章(くんしょう)さ

あゝ貴方に綴った(つづ)ラブレターさえ灰と化したんだろうもう逢(あ)うことはできない愛じゃ国境は越えられない

「僕ら人類にひとつだけ足りないとすれば何だろう?」

辺りで銃を構えるような音が聞こえる…

愛したいと誓った貴方に贈るナイフと銃と花束をいつか、もうじきに最終章の幕が開ける帰りたいと願ったあの街に明日、ミサイルと称した雨が降る咎められたって何回だって逢いに行くわエンドロール迄(まで)

「僕ら人類が奪い合って手にしたものって何だろう?」

「掴みたい」と祈った幸せはそれはきっとここでは見つからない生き残ったって貴方と笑えるミライは来ない

WANTED!WANTED!走り出せ!ワインレッドのカーペット越えて手を繋いだなら最終章の幕は降りる
