
チュンチュンチュン「ちょっとでてくる」「…どこへ?」「海岸。」「そっか。きおつけて。」「うん。」「あんたさ、」「言わなくてもわかるよ、もう。」「本当に諦めたの?」「うん。だけど、最後に見ておきたいから。」「そんなに気にしなくていいのに。本当にあんたの意思で辞めようと思ったの?」「気にしてないよ。気になるだけ。自分で考えた結果なんだ。心配かけてごめんね。じゃあ。」「それならいいんだけどね。引き止めちゃってごめん。」シャンシャンシャンシャン家を出て蒸し暑い空気を振りきれない速さで歩く。近所の神社では今日も鈴の音が聞こえる。知らない街に行ったときのような虚無感を覚える電柱の影を見た時、ふと足が止まった。ただ揺らぎの中、蟻の行列が何かを求めるおぼつかない足取りで歩いているのを眺めていた。誰かが新たな道を開かなければならないこの小さな王国でも、いつも通りの道なんてないんだろう。夢の跡が、君の嗚咽がまだ脳裏に焼き付いている。理想ってなんだろう。日常ってなんだろう。考えていても始まらないのは自分が一番わかっているはずなのに。無意識のうちに拳に力が入る。このやるせない気持ちはどこにやればいいんだろう。あの日の波に取り残された鼓動が、熱が、躍動が瞳の奥を震わせる。

こっから最強の敵と相対して戦う主人公を感じた

ここの「なんて」でどりゃぁぁんってするの好き

いとど縋り給へ、知りてしまふゆゑ我が歌を嘲笑ひ給ふなかれ海中列車 遠のきし涙とて、涙とて、なんとや取り去り給へ、行き給ふならば君はここに戻ることなかれ空中散歩と四拍子我は、我は、我は

ここらへん泣きそう

遠くから聞こえる笛の音が疾走感あって気持ちよすぎる
