(前奏)〜 (1)
(前奏)〜 (2)
勝手に始まった椅子取りゲーム音楽はとっくに鳴り止んでる置いてけぼりの僕の席はここに無いことを知った
弾き出されたまま突っ立って居心地悪い顔ではにかんで物欲しそうに眺めるくせに奪い合う勇気も無い
待ってたって空かないぜ居場所などどこにも無いんだろうじっとしたって つまんないぜ荷物は少なくてちょうどいい
どこへでも行ける 行けるのさ誰にも選ばれなくってもどこにも居なくてもいいってことは僕らは誰より自由だ風に吹かれて 転がりながら時々は逆らいながらそれでも枯れない僕ら デラシネふわり 旅に出ようぜいつか また会えたらいいね
誰かの何かになりたくて演じたってどこか似合わないねぎこちない仕草 見え透いたセリフ思わず笑えるぜ
そっとしといてくれないか代わりはいくらでもいるだろ勝手だって言われたって期待はされなくてちょうどいい
どこへでも行ける 行けるのさ誰の何にもなれなくてもしがみつくほどのものなんてないさ僕らは誰より自由だ雨に打たれて うなだれたってやり過ごせばすぐに止むのさそしたらいつか僕ら照らしてふわり 旅に出ようぜ太陽が昇ったら行こうぜ
座る席も似合う役も僕らには残ってないからさどこへでも どこへでも縛るものの無い旅に旅に出ようぜ