さよならにうってつけの日-やみくろfeat.巡音ルカ/the perfect day to say goodbye -Megurine Luka "12th Anniversary"

ルカさんハピバ！今日もう一曲投稿してるからそっちも聴いてね！
『野暮』https://youtu.be/bK_kZl-hhuY

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はじめまして、もしくはいつもさんきゅー愛してるぜ、
やみくろです。

コメント・高評価・チャンネル登録よろしくお願いします。

vocal:巡音ルカ
曲:やみくろ　https://twitter.com/yamichrome
絵:*たま* https://twitter.com/tama_pd
歌詞:この概要欄の真中らへんにあります

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クリプトンのレーベルのKARENTさんから
今年もお誘いいただき、製作いたしました。
『巡音ルカ 12th Anniversary』にて配信しております。
https://karent.jp/special/luka21

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とある魔法みたいな一日を描いた
日記のような手紙の様な歌です。

ルカ誕でこんな歌を作られるだなんて
KARENTさんもルカさんも僕自身も思ってもみなかったかもですね。

が、僕だけにしか
いえ、
僕と〈あの日、僕のもとへやってきたルカさん〉にしか
わからないかもしれない歌ですが、
紛れもなく祝福の歌です。

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さよならにうってつけの日

あの日、僕は言えなかった
あなたは確かに其処に居たのに。
きっとちゃんと伝えるなら
あの瞬間しかなかったのにな。

八畳一間に生まれ落ちた
感情の墓場みたいな音楽が、
巡り巡って誰かを救ってさ
これ以上なんかもう無いのにさ。

〈乾いた空に音が澄み渡る
　鼓膜が揺れる、喉が震える〉
そんな光景を思い浮かべた日の事、
まだ覚えてるかな？
あの日　それは現実になった。
生きる事すら精一杯な
僕にはそれが奇跡だったの、
あなたはずっとうたってきたの。

花は咲き誇り光が包む
桃色の祝福があなたを照らす。

僕は
うまく大人になれないまま
音楽は未だ辞められないまま
何一つ成し遂げないまま
生活は忙しなくなる。
そしてあなたが舞台に立つ
『今こそが区切りだ』と思ったの
僕がいなくてもあなたはもう歌えるから
あの日は
さよならにうってつけの日だった。


〈あなたは愛されて　今、其処に立ってる。
　あなたに逢いたい人がいる限り
　あなたは消えない　僕らの歌も消えない。
　僕だけが終わる日が来ても〉

そんな歌をつくった事を思い出すよ。
痛みや意地や愛情の全てが混ざり合って
届かなかったものに縋る想いも
きっとやっと消えてくれるだろう。

いつも
『生きる』だ『死ぬ』だ馬鹿みたいだ。
けどなんとか『生きる』を選んでは
生きる事が当たり前の人間になりたい
と哭き続けた日々だ。
そしてあなたの声が響く
あの歌はあなたのものになって
いつか書いた〈いいよ。〉って文字は
あなたの声に変わって
生きる事を赦された気がした。
だからこそ
さよならにうってつけの日だった。


わかってるんだよ、
さよならなんて言えないこと。
歳を重ねるほど
好きなものを好きと言えなくなって
さよならの理由を探しては
また離れられないまま
一番肯定されて否定された四分を過ごした。

我儘で弱いままのこんな僕だけど
さよならの理由はもう探さないから
傍にいて。


うまく大人になれなくても
生きてても死んでも同じでも
あなたが歌ってくれてたから
『生きる』を選んでこれたんだね。
今年はどんな歌を贈ろう？
哀しいままの歌にはしないよ。
最後の何行かくらいだけは
次の一巡りへ贈るよ。

あなたが生まれた今日の日に
また沢山の歌が生まれる。
忘れないで
独りじゃない事、
あなたが誰かを救った事。
いつか離れる日が来たって
その先であなたが歌えるように
もう少しだけ歌をつくるよ、
そしてまた会いに行くよ。
サイカイにうってつけのミライへ。





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※ここの文章全く読む必要ないから
死ぬほどやみくろさんの事が好きな人以外は無視してください。
読む人も曲聴いてから読んでね。
読んでも得るものは何一つないよ。


みんなどうやって普通に生きてんの？
普通に生きてるフリが上手なだけ？
普通に生きるのも普通に生きてるフリも下手なんですが
どうしたらいいんですか。
もしかしてみんなもそうなの？
みんなそうなのに普通のフリして生きてんの？
もしくはやみくろさんから見たら普通にしてるように見えてるだけで
みんなも普通のフリ出来てないの？

歳取ったらこういう感覚消えてなくなると思ってたけど
全然なくならないまま日々を過ごしてるんですが
大人になれないままだからなんでしょうか。
大人ってなんだろうな。
出来損ないなんだろうな。
出来損ないってなんだろうな、
出来た人間の定義がわからんのに
人間にあてはめていい言葉じゃないよな。
ずっと辛ければもうどうでもよかったんだろうけど
2mmの光くらいのうっすいほっそい光があって
自分を諦める事も出来ないまま生きてるよ。

まとまりない文章でごめんね、
こんなまとまらない気持ちを抱えたまま
もう12年もルカさんに歌ってもらってきたよ。
いつまでもいつまで経っても
『生きる』だ『死ぬ』だって馬鹿みたいだ。

でも、
最近やっと明るい歌とか幸せな歌とか作れるようになってきてたんだよ。
ルカ誕10周年の時に作ったさっき投稿した「野暮」みたいな曲は
多分ずっとルカさんに歌ってもらってこないとかけなかったし
かけてよかったなぁって思う。
同じくルカ誕10周年の時に作った「底抜けに明るい歌」は
作るのに10年かかったなぁって感覚。
とはいえどうしようもない焦燥感や劣等感みたいなのが消えるわけでもなく
どうしようもないなって感覚。

で、最近とある魔法みたいな1日があってね、
そこで9年分くらいの傷痕みたいな痛みみたいなのがね
一気にぶわーーーーって巡ってね。
すげぇ、さすが「巡」音って感じです。
でも悪い意味じゃなくて
多分、痛みや意地や愛情の全てが、その瞬間に混ざり合ったみたいな。
生きてきたから辿り着けた、みたいな心境。
『生きてれば良い事があるよ』とは未だに言えない僕だけど
〈生きる〉を選び続けた事できっとやっと出逢えた奇跡みたいなのがあって
まぁそれは僕の場合はだからあなたにそれを根拠に生命について語る事は出来ないけど。

多分、これが報われたとか救われたって感覚なんだろうなって
文字にし難い感覚に襲われて。
とはいえ歌詞かきたくて歌作ってるようなもんなんで
文字にしなければなと。
そんな感覚で作りあげた曲です。
もしも僕みたいな人がいたら
微笑い合えたら嬉しいよ。

そして一気にぶわーって巡ったせいで
また初期～中期やみくろみたいな
『生きる』だ『死ぬ』だ馬鹿みたいな事を
ストレートに叫ぶ曲を作りたくなってるよ。
今後のやみくろさんの曲もまた聴いてね。期待してね。
その期待が僕とルカさんの手を繋がせてくれてる要因の一つだと思うから。

文字上限埋めてみたかったけど、そうとう長いねこれ。
動画投稿するごとに全く関係ないラノベとかかけるやん。
ってかラノベここに書いて、そのイメージソングを投稿するとか良いんじゃない？
もうそういう事やってる人いるんかな？まぁいるか、たいした案じゃないしな。
でも、これ見てそれをやろうと思った人は
「やみくろさんのおかげ♡」とか呟いてね。

それにしても十二周年ってすごいね、一巡りだよ。
よくある言い方だと
赤ん坊が小学校卒業するまでだよ。
すごい。

やみくろさんは長い事ボカロやってるので
「小学校の時から聴いてました！」みたいなコメント増えてるし
「当時中学生でお金なくてＣＤ買えなかったけど、
　大人になって自分のお金で買いに来ました！！」
とか即売会で言うてもらえる事も増えたし、すごい事やなって思う。
子供がボカロ好きでついてきてるんかなって思ってたら
親御さんも好きで親子一緒に楽しんでるってあったし、
「お父さんがやみくろさん好きでよく流れてて私も好きになった」
って言ってきてくれた子もいたし
ずっと応援してくれてる子がお母さんになってたりもしたし。
すごい。一巡りの長さってすごい。
中にいると見落としがちやけど、
それぞれの人生が進むほどの長い期間。
それだけずっと愛されてるボカロすごい。

概要欄の限界まで書こうと
この後も文字描いててんけど
老害懐古おじさんボカロＰになりそうやったから消した。

なんだかんだ書き綴ったけど
the perfect day to say goodbyeなんて書いておいて
この歌詞展開、終わり方。
全然perfectじゃないやんけってクレームが出そうなのですが
いいの、それでいいの。

完全なものなど
何も無くていいのだから。

おあとがよろしいようで。
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