あの記憶を"夏"とする ／ rurikohaku feat.重音テト

どうもrurikohakuです。32作目です。
イラスト統一祭 ～まかぎ祭SUMMER～

壮大な、しかし一瞬の、"夏"の出来事。

歌：重音テト
作曲：rurikohaku　https://x.com/rurikohaku_la
イラスト：まかぎ　https://x.com/makagi2

off vocal　→　https://piapro.jp/t/VEAK

○歌詞
都会の喧騒さえも聴こえない
想像も出来ないような別世界の中で

茹だる暑さに参って溜まった宿題
殆ど触れずに持ってきただけで終わったな

少し涼しくなってきた　畔道を抜けて
一面に踊っている迎陽花
一人の幽(かそ)けき美しさに見惚れて
思わず駆けだした　「また逢えますか？」

どれだけ大人になっても
この風景を　この感情を　表す言葉が見当たらない
それでもどうにか残したくて
この日常を　あなたを　真っ赤な青い春を

明日には喧騒を聴いてしまうような
とても短い限られたタイムリミットでさえも

今は夢の中のように思ってしまうんだ
この記憶を証明してくれる人は居ないけど

暮れ泥む夕陽を背に　畔道を戻って
約束を独り　反復する
「きっとまた逢えるよ」　あなたの言う台詞(ことば)に
どんな建前も嘘も無いって信じてた


これだけ月日が経ったら
あの風景も　あの感情も　名前を付けなきゃ忘れてしまいそうだ
残さなきゃな
あの想像も出来なかった別世界を

どれだけ大人になっても
この風景を　この感情を　表す言葉が見当たらない
それでもどうにか残したくて
この日常を　あなたを　真っ赤で青かった“夏”を

あなたに　もう逢えなくても
あの記憶を“夏”とする

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