雨夜の月　feat.IA

｢霊朽ちる前に 偽りの君と―｣
お久しぶりです､のたてくです

今回は初めて他の活動者さんとコラボしました､よろしければ最後までお付き合いください。
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Music,Movie:のたてく
Twitter: https://twitter.com/notateku_music?s=21

lyric:回して置く
Twitter: https://twitter.com/mawashiteoku?s=21

Illustration:Alt
Piapro: https://piapro.jp/apou_anz

Vocal.:IA

offvocal: https://www.dropbox.com/s/835rq2s0e4fc9s9/%E9%9B%A8%E5%A4%9C%E3%81%AE%E6%9C%88%20%281%29.m4a?dl=0

回して置く(ミク)ver: https://youtu.be/D2WWxoxrgKE
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｢雨夜の月｣
枯れ果てた子葉に手を差し伸べる
僕を反対車線から見ていた
咲き乱れた様だ 現実(リアル)横目に
またも虚像(うそ)だらけのこの世の中は

背徳心 道徳心 総じてちっぽけ
夜の這う道に透けている僕を
眠いし 怠いし やはりここらで
終りへと向かおうか

霊朽ちる前に 虚偽の君は
得意気に虚妄(こもう)へと誘う
セイに墜ちる前に 裁かれる日々に
共に孤毒さを振り撒いてみる
凡て(すべて)を取り巻く非激の輪廻を
虚ろう世界は淡々として
放つ鎖は陰を落すから
僕は嘲笑う(せせらわらう)

欠けた花弁のような旋律が
強い(こわい)くらいに鳴り響いてたんだ
履き替えた様だ 僕の独眼(かため)に
喚けど誰も気づきやしないんだ

衝動に 胎動に 隠して仕舞おう
五月雨に鬱を 憎しみに字(あざ)を
最高な 喝采に 身を任せたら
感動が崩れ落ちた

自我を知らぬ君に 散失な僕は
寂しげに 悲劇へ突き落す
エゴを測るまでに 噛み締めた日々で
ココロの隙間を埋め立ててみる
統(す)べてを喪(うしな)う 正しいエンドロール
佇む都会の 街置去りに
描く楔(くさび)は 何も産まないよ
僕はささくれだ

霊朽ちる前に 虚偽(いつわり)の君と
愉しげに月の灯りを見る
静寂が終わる前に 冷めていく日々を
此処で真っ赤に染め上げてみようか
皆(すべ)てを取り巻く悲劇の輪廻を
帰らぬ世界は飄々として
放つ光は陰を失くすから
僕は嘲笑(せせらわら)った