【】いないいない私がいない夏、閉じ込められた静雑音(せいざつおん)
【】痛い、聞こえやしない忘れた生(せい)の回路切って
【】堕ちた偽愛(ぎあい)の継承霞んだ憧憬を
【】最期に名前を呼びたいなページは破かれた
【】そう、許されないことだってあなたが“正”と言ったんだ
【】光の無い世界を僕らは征く(ゆく)
【】綺麗な手に宿る汚れすぎた教育を
【】満たされたその日に黒く濁る空は死んだ
【】嫌い嫌いあなたが嫌い
【】冬、閉じ込められた風景画だって今は記憶の温度
【】ねぇ、壊れやすいものだってあなたが“真”と言ったんだ
【】縛られた世界を僕らは解く
【】綺麗な瞳(め)に宿る怖れすぎた失明を
【】受け入れたその日に少女は過ちに気付く
【】その最終列車が切り出したまた代替生存憂いても
【】悲しいほど世界は振り向かない唯それだけのこと
【】再会の無い暗い脳内壊れかけた日記綴っても
【】悲しいほど世界は許さない唯それだけなんだ
【】愛を頂戴変わってく姿も
【】泣いて頂戴記憶の中には
【】後悔さえも咲いて消えて少し痛い体(たい)を私と受け取って
【】そう、許されない嘘だって私が消してあげたいの
【】愛された時間の
【】忘却だけは
鳥肌ブワアァァアってでた
【】形の無いものだって価値も未来も無くたって
【】消えてしまうことなんて無い[もの。]