勿忘草の夜明けfeat.初音ミク

｢天邪鬼な僕を許して。｣

皆さんお久しぶりですのたてくです､年が明けましたね､今年も何事もなく過ごせることを願ってます。
今回の曲は過去作｢クロッカスの妄言｣に続く｢花言葉シリーズ｣としての2曲目の作品です､何卒。
哀れな勿忘草が葛藤の中で咲く様をどうか最後までご覧下さい。
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作詞編曲:のたてく
Twitter→https://twitter.com/notateku_music?s=21

イラスト:るおーるおみさん
Piapro→https://piapro.jp/t/wGjs
(素敵なイラストをお借りしました)

歌:ミクさん

offvocal→ https://www.dropbox.com/s/e65e3255oztenim/%E5%8B%BF%E5%BF%98%E8%8D%89%E3%81%AE%E5%A4%9C%E6%98%8E%E3%81%91.m4a?dl=0
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勿忘草の夜明け

僕がいなくたって夜は明けるし
街は賑わう､蝶だって舞う
ただ僕という人間が
1人消えてしまうだけ

僕がいなくたって月は昇るし
地球も回る､地球は回る
ただ君という人間が
1人幸せになるだけ

回る回る時計の針
追い掛け合う太陽と月
繰り返しそんな日々でいい
君の隣に居させて

もう夜が明けると僕は呟く
死に損ないの僕も消えゆく
もし叶うならあと1度だけ
1秒だけ君と笑いたいな

僕がいなくたって雨は降る
アスファルトを奏でる音
咲かずに枯れた気持ちに
ただしらんふりをしてた

ひび割れてく白い花瓶
振れる振れるか細い声
こんな事になるのならば
好きにならなきゃ良かった

何にも染まらない夜空を仰ぎ
声も掠れて視界も溶ける
また会おうねと僕を抱えた
君の涙で頬が濡れた

なんで僕より君が悲しむの？
こうなることは分かってたんだ
僕が見たのはきっと蝶の夢
だから僕のことなんて忘れて

もう夜が明けると僕は呟く
死に損ないの僕も消えゆく
もし叶うなら最後の我儘を
どうか他の子と幸せでいて。

天邪鬼な僕を許して。