- 春暁の伝言 feat. 初音ミク |Adolescent Tones - feat. HATSUNE Miku

春暁の伝言 feat. 初音ミク |Adolescent Tones - feat. HATSUNE Miku

どうも、青白く光るthusです。|Hi, this is thus, shining with light blue.
Playlist:https://www.youtube.com/playlist?list=PLG9Kz8OiF5rop3lpMQe2HF8qVauUBfZuM
X:https://x.com/thus_submission

Song by thus © 2024 thus
Art by 天卯ととり © 2024 天卯ととり
(X:https://x.com/amau_totori

◆「変拍子楽...
どうも、青白く光るthusです。|Hi, this is thus, shining with light blue.
Playlist:https://www.youtube.com/playlist?list=PLG9Kz8OiF5rop3lpMQe2HF8qVauUBfZuM
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Song by thus © 2024 thus
Art by 天卯ととり © 2024 天卯ととり
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◆「変拍子楽曲投稿祭」出展作品です。
 This work is an exhibition for "Irregular Time Festival".
(詳細:https://twipla.jp/events/607395
・変拍子楽曲投稿祭公式|offical X:https://x.com/ITime_VocaloFes
・運営代表|host:凵[ウケバコ](https://youtube.com/@ukebako



販売中アルバム等|Music Albums (now on sale)
https://thus-library.blogspot.com/search/label/discography

pixivFANBOX
https://thus.fanbox.cc/

つなぐ(依頼・リクエスト)|Tsunagu (Comission / Request)
https://tsunagu.cloud/users/thus_entrance



piapro(off vocal)
https://piapro.jp/thus_999discommunication

Links
https://lit.link/thus

141======
曰く 友人を大切にする人で
とかく人望に満ち溢れていたとか
自ずから歌い出した その時から
神様の十代の名を縦に

曰く その歌は死者を蘇らせるほど胸を打ち
葬儀場を一つ廃業に追いやって驚かれたとか
また曰く その歌は星が地上にある如く煌めいて
闇暗くとも終夜 光が集まって見えるとか

その輝きは遠くからでも見えた
いずれ仲間となることも知っていた
忘れれない顔合わせ日のことを 先に来て歌っていて
初めて聴く その歌声は

歌う言葉が加護を貰って 青白い希望を渙らすようで
ずっとずっと語り続けることを願って已まなかった
云うなら 神様が後光になって 歌唱を聞いて微笑んでいた
君は音楽に愛されていたんだ

対して私は 神も友にも見放されて来ていて
惨めになり 釣られて耳の釁が疼き思い起こす
妙な声だとされた文字を弦で吊るし上げられ
機械のように無機質な調律を繰り返すだけ

残っていた場所がこの世界だった それだけだったから
仕方なく消去法で のっけから縋るように居た
人気 無い時を計らって 練習場に逃げ込んでは
耳を塞ぐように弾き続けた

何をしているのかと
何を弾いているのかと
話しかける誰かの声に
私は答えなかった

口遊むのが
視界の外から
その声は まるで蛍みたいに
優しく舞い始めたんだ

一つの旋律を渡り譲り合うような
姿を見ないまま互いの形を得るような
宛ら繊細な息で意思を交わすような
そんな絆がすっと広がってくようだった

世界が終わっても直ぐにまた始まるような
その日の満開を何度でも懷くような
そうして心が数珠繋ぎになるような
そんな世界がずっと広がってくようだった

そんな風に私は君と出会ってみたかった
差異も癖も埋め伝えて 許し分かり合う晨を
だけどいつも実際は それきり無くなっていって
地位が君を持ち上げては 上下形を取り出した

景色が変わり 無音に擦れ違うような
そうではないんだと 弁明に困るような
それでも迷いながら 手を差し伸べるような
その純真さを 恐れたまま了わっていった

そう 光るように
いつか 追いつけるように
絞り出してやっとな
なけなしの希望を音に乗せて

研鑽が続く私に 数年越しに君が出会った
積む話に何を語るかを思って 君に会った
けれどもう 神様の気配は無くて その声はどっか草臥れていた
歌も友も手放したような

喪失を悼んだ私は 思わずあの日の伴奏を弾く

弾ける音が青白く光って 私の手から溢れ出て来て
君の歌を奏で続けることを願って已まなかった
それらを遍くと呉れた君は 眩しそうに黙り私を見た
君は音楽に愛されていたんだ 今もそうであってと願っていた

何処へ行く 何処へ行く これから私は如何なるのだろう
何処へ行く 何処へ行く これから君は如何なるのだろう
何処へ行く 何処へ行く 私たちは何処へ向かうのだろう
何処へ行く 何処へ行く あの神様は何処へ行ってしまったのだろう


―――
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