2025/03/26
2025/03/26 (1)
遺書私たちは人を殺したました。パパとママが天国に行って、一人になった私を育ててくれた叔父さんを殺しました。あの人は私を引き取った後、私にひどい乱暴をしました。言うのもはばかるような、ひどいひどい乱象です。私は汚されました。優しかったパパとママはどこにもいません。毎日が地獄でした。それでも私は耐えました。耐えたところで、何もありませんでした。高校生になった時、私は彼に出会いました。私と彼は仲良くなりました。私の日々の中に、唯一の心安らぐ居場所が出来ました。出会ってから二ヵ月がたった六月、私は彼に全てを打ち明けました。その日はやけに晴れていました。彼は私を助けると言って、そして、私を家に案内してくれました。そしてそこで、作戦を練りました。あの人を殺すための作戦でした。私たちは連日連夜、夜の深くなるところまで話し合いました。その中で彼が言った言葉が忘れられません。「これが終わったら、二人でどこか遠くの町へ行こう、人っ子ー人いなくて、夜を独り占め・・・いや、二人占めできるところに」私達は叔父を殺しました。彼が包丁で刺しました。何度も何度も、私が怖くなるぐらいにさしました。死んだ叔父は、まるで失敗した陶芸作品のようにグシャグシャだったのを覚えています。私たちはそれから、死体を埋めました。家の庭に埋めました。誰も立ち入らない場所だからです。それから色々ありましたが、わざわざ書くほどの事ではありません。私たちは必死に生きました。それだけは、認めて、襲めてください。私たちは一足先に「あのまち」へ行ってきます。もし朝のない街に来ることがあれば、その時はお話ししましょう。おやすみなさい。（犯人と思われる少年の住居にあった文書より、一部抜粋）
ヤバいここ好き、というより全部好き、もっと言えばHAPPYBOMBERさんありがとう
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