夜半の潜熱、或いは四月に咲く夢見草の様に。/初音ミク

四月生まれなのでね。

Music:Achroa
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Illust:あかの
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Lyrics.


如何でもいいかもう
何もかも全て
関係ないもの
騒々しいよもう
溺れそうな程
忌々しいもの

誰ももう触らないで
その温度が移ってしまうから
驚天動地の惨状も
それも全部さ
笑ってくれ

奪って
全て忘れていたいの
泡沫夢幻のその後さえも
答えがないもの
応えて
ねぇ
奪って
未だ解っていないよ
貴方が何処にも見つからなくて
静寂の残響
未だ夢を見ている

健常なんてもう
辺り探しても見当たらない
鬱陶しいんだよ
現状なんてもう後の祭り

水屑と成る午前2時
誰も彼も寝静まっている頃
涙沈むその後で
貴方だけを待っている

溶かして
全て壊してしまいそう
意味無く理由を探してしまうよ
月には叢雲唱えて
ねぇ
暈して
全て手放せる程
生きている理由も見つからないよ
花には嵐と
醒めぬ夢を見ている

嗚呼何の答えも知らない
猛獣の様な声が
木霊する程泣き叫ぶネオテニー
今も潮鳴りの様な耳鳴りが
苛んで
もうどうかしてしまうよ

強請って
遺った馨香さえも
何もかも全部消えてしまいそう
何かが手招く
壊して
ねぇ
奪って
残花も枯れてしまって
貴方が何処にも見つからないよ！
麗らかな程に
ただ夢を見ている
ただ夢を見ていた