薄昼夢 feat.初音ミク

｢永遠に覚めない白昼夢を見る｣
皆様1年ぶりです､高校卒業を間近に控えているのたてくです。

今の時期は自分の周りの皆んなも進路のことでピリピリしている人が多いように見受けられます。｢どうせ叶わないから｣と今まで見ていた夢を捨てて現実的な道に進む人も増えてくるでしょう､生きていく上で安定した進学先､職業を選択したりすることはもちろん大事です。いつまでも子供のままでいることを許してくれるほど世界が甘くないのも分かっています。
それでも夢を諦めた時､夢を見ていた頃の自分自身を否定するようなことだけはどうかしないで欲しいです。夢は必ずしも叶えなければならないものでもありませんし､誰もそれを否定する権利はありません。
どんな些細なことでもくだらないことでも､それがその人の生きる原動力になるのならそれ以上に素晴らしいことはありませんよね。

長くなりましたが今回は大人になりきれず悩み続けている青少年の独白をテーマに曲を作りました､どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
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歌唱:初音ミク

作曲､動画:のたてく
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イラスト:友人A
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聳え立つ街灯が僕を見下して
半端な才能を塞ぐように吐いて

無為な感情は留守の愛情だ
今日も帰宅のベルは鳴らないで


Step by Step 背丈変わらない影
自販機の裏に身を潜め
Case by Case閉鎖的社会の
テトラポットの隙間で声を呑む


Run all nightララバイ
眠りにつかず
前後不覚の白昼夢を見る

さらばならば
終わりの合図は
夢を捨ててスリーカウントで


朝か昼か夜か否か
差程変わりはないけどさ
今更壊れたコンパス片手に
どこへ向かえというんだ？


Ray of Light Wrong or Right？また期待して
路地の裏で膝を抱く
Day by Day 眠れなくても
朝が僕らを捕まえに来るさ


Dreaming nightもういいかい？
目を開ければ
きっと同じ夢はもう見れない
｢それでいいさ｣
なんて僕は
未だ諦めきれずいるんだ


Run all nightララバイ
眠りにつかず
永遠に覚めない白昼夢を見る

決めたならば
その合図は
夢を抱いてスリーカウントで

いつか眠りにつくその日まで。