
はじまり

溺れて生死を彷徨う「銀河鉄道の夜」からは成長したザネリ。この時点では誰に手を引かれたかはわからない

歌詞は死んでもかまわないと思っているザネリの心情。は助けに来たジョバンニの手。②1番

で1番最初に少年姿の2人が出てきたとき、2人とも髪が濡れてる…

ザネリは、友達であったカムパネルラを自分のせいで死なせてしまった罪悪感から、カムパネルラと同じように水に身を投げて死のうとする(=冒頭のシーン)。生死を彷徨う中で、ザネリは銀河鉄道に乗りカムパネルラと再会する()(銀河鉄道は本来死者が乗る鉄道)。銀河鉄道の中で過去の過ちをカムパネルラに話すことが出来た(2番についての考察は5.細かいシーンの考察にて話します。

のザネリくんの顔好き

気づけば銀河鉄道に乗っていたザネリ。自分を助けて死んでしまった皆の憧れのカンパネルラに再会。→驚きと喜びの表情

からは突然現れた青年がカムパネルラだと気付くシーン。過去のザネリとカムパネルラの関係性が描かれるとともに、いなくなってしまった友達の面影と目の前の青年が重なる。

でも、で描かれているのは「手首を引いている子と引かれてる2人」だよね。1サビ後半では手を握り合えてる。

MVの緑の髪の子→カムパネルラ、紫→ザネリ、赤→ジョバンニです。根拠は水に溺れるシーンがあることや、 の絵などです。

はじめは銀河鉄道の夜そのままのジョバンニとカンパネルラの物語だと思っていたが、更に幼い少年の姿やの状況を見ていて、これはその後日譚で、ザネリとカンパネルラの物語なんだろうなと思った。ザネリは自分がジョバンニしたことやカンパネルラを死なせてしまったことに後悔していて、最初は自分のいのちを諦めようとしていたけど銀河鉄道でカンパネルラと会い「生きていたい」と思えたのかな。ジョバンニはきっと「銀河鉄道の夜」でカンパネルラと会っていなければ自分をいじめていたザネリを助けたりしなかったと思う。カンパネルラは本当に「光」だったんだなと、改めて思った。つい最近宮沢賢治の短編集を買って銀河鉄道の夜を読んでいたとこなので本当に嬉しい。ロウワーも大好きな曲なので純文学シリーズはこれからも続いてほしいです。

暗い顔のジョバンニ(赤髪)を他所にカンパネルラと楽しげに話すザネリ(回想)

で居た赤髪の子、最後(

は銀河鉄道の夜本編の話。ジョバン二が銀河鉄道に乗っている間、ザネリは苦しんでいたことが分かる。

過去カンパネルラと一緒に銀河鉄道に乗ったジョバンニ

の歌詞は「カムパネルラに生きていて欲しかった」というのがザネリの祈りだと思う。あの日(溺れた日)差し伸べられた手を掴んでしまったせいで、その願いは叶わない。

いのちが見たいではでちゃんと差し出された手に手を重ねている。

カムパネルラと思われる薄緑髪の男の子、常に笑顔でいるんだけどの「勝敗も価値観も知識もいらない」のところだけ面食らったような表情になってるんですよね…で、最後ジョバンニが電車からいなくなってカムパネルラが夜空を見るシーン、泣いているのを見せない描写なのかな~とも思ったけど笑いながら見送っている描写なのかもしれないって思いましたね。銀河鉄道の歌普通にうれしい。

(船の進行方向)、

ここのビクッとしてしまう手が好きすぎる

の一度躊躇ってからカムパネルラの手を取るとこ好き

サビ()はカムパネルラを失ってしまったという表現。ザネリは心から笑えなくなった。2番

ではこの歌詞とともに本が映し出され、本は落下し、ザネリがりんごを踏みつぶしてしまいます。これは溺れた自分を助けたせいでカムパネルラの人生という物語は終わってしまい(続きがなくなる)、自分がカムパネルラの命を奪ってしまったというザネリの気持ちを表していると思います。

は前に説明した通り。②

In the story, Giovanni and Campanella were both given an apple by a lighthouse keeper, along with the three other passengers (who likely died on the Titanic) who ate it together on the train. Apples are crops, a life that's grown to be a sustenance for people to eat and continue to live... In this MV, however, Zanelli is pictured coldly crushing the apple under his feet. () I interpreted this as him rejecting to 'live' due to his own guilt for causing Campanella's death. It fits with him attempting to drown as you've mentioned.

ちょっと違うかも知れませんが のシーンでりんごはカムパネルラの命の例えで、それを踏んでしまった(56してしまった)ザネリが絶望しているように見える

では踏み潰されている、

キリスト教においてはリンゴって「罪」の象徴らしくて、それを考えるとでは自身の罪を踏み潰している(彼の中で消化できてない)んだけど、

この顔好き。

のリンゴグシャリからの顔が好き

、

「青く青く光る」の要素も入っててうれしい メンツ的に「ブリングミー」とかもどこかで入ってるのかな

からの歌詞はカムパネルラのように(積みあがった本の描写、歌詞〈天辺まで積み上げてきた理論〉)誰かのために生きようと思ったザネリ?カムパネルラは本編でみんなの幸いのために生きることについて話している。友達を助けるために死んだその生き様からもそれが現れている。

ねずみには「幽懐」という意味がある

のネズミと本と上の広告にうつる犬と宇宙船……ライカも宇宙に行ってしまったからか

I am pretty sure that this scene (The intense blue and the rats) is a reference to Blue Earth.The way some scenes roll out also feels like a reference (like with Lower One's Eyes) but am not as sure.

考察とか歌詞とか抜きにしてここから音が変わる瞬間が最高

ここからの変わり方?が大好き

ここでジョバンニと出会った時に警告みたいに黄色くなるのもそういう意味合いなのかな

成長したジョバンニが現れるが(おそらく現実世界での出来事?)、過去ジョバンニを悪く言っていた日々が自分の中で消えてくれず逃げ出す。誰かのために生きようと思ってもうまくできない=〈形だけ求めてもそれ以外が伴わず消える〉

ジョバンニに何かを言う少年の頃のザネリ その場から逃げるザネリ

の「消える」が「ぴえん」に聞こえる呪いにかかっている

〈誰のせいでも無いことでも呪い合って一人になるから〉終始笑顔のカムパネルラと溺れたザネリを助けたジョバンニを見るにザネリを責めている人は誰もいないが、ザネリは自分で自分を許せない。呪い”合って”、ザネリは、きっと責められているだろうと思っている。過去の過ちから逃げ続けるが、

を見る限りこのMVは左に進むことが多い構成になってるんだけど

ザネリが自身で 身投げしたと考えると のシーンでザネリが進もうとしている先に行くとタヒねるがカムパネルラがそれを止めるシーンに見える

にてカムパネルラが現れ突き当り・停止マーク。もう逃げることはできない。

ここの解釈はまだ迷ってます。今なら差し伸べられた手を拒絶するのに(生きていてほしいから)という意味か、あの日手を払いのけたというのが真実でそのせいでカムパネルラは亡くなってしまったとか?だから手を掴み返したジョバンニは生きていた?私は前者推しです。サビはカムパネルラを失った痛みとともに生きてきたザネリ。③ラスサビ

2番のサビが水の中で音が籠もってるみたいで好きメロディも音も良すぎてずっと聴いてます

学生服くんが悪戯っ子でガキ大将っぽいところとのシーン、溺れたザネリをカムパネルラが助けて代わりに溺れるシーンに見えるから自分の代わりに死んだカムパネルラの幻影を追い求めるザネリとカムパネルラの話かな

サビではで手首というより腕を掴んでるけど、

のカムパネルラの笑顔が好き

でちゃんと手を握り合えてるね。

白いユリユリはよくお葬式などに使われていて、故人の魂が安らかに天にのぼることを祈る意味がある。

お墓にかかっている花白いデイジーは「有徳な者の死」という意味がある

墓に花束を持っていくザネリ

は前話した通り、過去の過ちを話せたザネリ。

)。カムパネルラはザネリを許し、ザネリは生きたいと願う(

からがオシャレすぎて最高です神曲ありがとうございます✨

の項垂れてるザネリと正面でにこにこしてるカムパネルラの対比が好き

ここの流れるようなため息が好きなんだ…

の泣いてる姿でこっちも泣きそうになる

ここでラスサビまであとワンフレーズかな、ってなってたのに、急にラスサビきてびっくりした。普通はそこで、もうワンフレーズ挟むのに。って思ったけど、そのちょっと物足りなさが、中毒性に繋がってるんだとおもった。

)。現実世界で昔のカムパネルラのようにザネリを助けに来ていたジョバンニの手を掴み返し、カムパネルラに別れを告げ、目を覚ます(

at , even the poses of the two characters dancing and then the close ups of their faces is the same as lower. the bass pattern in the background is also the exact same. this is definitely a spiritual successor to lower, now we have doomed yaoi AND yuri

↑の花束を持っているカンパネルラ 墓はカンパネルラのだったと考えられる

から見れるようにこの列車は左から右へ進んでる

は1番サビと見比べて欲しくて、笑っていても心のうちは苦しんでいたザネリがラスサビでは心から笑えているのが分かる(笑い泣きだけれど)。カムパネルラと話せたことで笑えるようになった。そして冒頭の死んでもよいという気持ちからは変わり生きていたいと願い、カムパネルラからりんごと本を渡され、現実世界で目を覚ます。

唯一つ花束を 唯一の花束をって考えるとジョバンニにとっての唯一無二の存在であるカンパネルラが死ぬ前最後に銀河鉄道の中で未来に生きていく希望をジョバンニにあげたって思えて泣けてくる

では手渡されている林檎の実の言葉は、「誘惑」「後悔」ちなみに、花は「優先」「好み」「選択」。葉は「名誉」になっている。

Near the end of the MV (), young Campanella is shown giving an apple to young Zanelli, perhaps representing how Campanella sacrificed his life to save him, wanting him to keep living even now. Zanelli holds out his hands to accept it this time, as older Zanelli steps off the train and waves his farewell, we also see flashes of him grabbing the hand of Giovanni who's saving him, showing that he won't join Campanella in death anymore and instead want to continue to live on. At this moment, the lyrics sings "I want to desire it, I want to chase it, I want to live. I'll use it all up, and I won't let anyone steal anything away. I want to see life." I'm inconsolable.

ではカムパネルラがザネリにりんごを渡していて、次の瞬間には本を渡しています。

ではカムパネルラがリンゴをザネリに渡してるんだよね…… 絵画においてキリストが持つリンゴは「征服された罪」を表すらしいから、ザネリの「自分のせいでカムパネルラを死なせてしまった」という罪を、カムパネルラが征服した(許した)って事なのかな……歌詞の「光よそばにいて」の「光」はザネリにとってのカムパネルラのことであって、カムパネルラは彼の中で神格化されてた(カムパネルラ≒キリスト)としたらそういうことなのかもしれない………

の「欲しがりたい」が「星が見たい」に聞こえるのは私だけでしょうか

)。ここで触れなかった

ザネリを掴むジョバンニ

でザネリはジョバンニの手を掴み返します。歌詞でも〈欲しがりたい追いかけたい生きていたい〉と歌われ、現実世界でザネリは目を覚まします。カムパネルラと話せたことで生きていたいと思えたザネリ。生を願ったことにより生死の天秤は生に傾き、カムパネルラによって命が渡され、ザネリの人生はここで終わることなく続きが描かれる。そのことを表しているシーンだと思います。

回焼いても構わない」「僕もそうだ」って列車内で言い合った後、カムパネルラがザネリって名前のいじめっ子が水の中に落ちたのを助けた代わりにタヒんじゃって、そのままジョバンニと死別しちゃうんだけど!!このMVだと でもう一度2人が会えた様な気がして本当に涙が止まらなかった!!それと、「真昼に消える星の光」を、「カムパネルラがタヒんでしまったこと」として捉えるなら、その後の「笑いながら待っている」をカムパネルラが銀河鉄道に乗って、いつまでもジョバンニを待っているって考えるとなんだか素敵じゃない!?言いたい事はまだまだあるけれど、今回も本当に最高だった!!鬼リピ確定です!!!今お金が厳しいからアルバムは買えないけれど、この曲を聞いていつか絶対買うって決めた!!待ってろよー!!!

進行方向と真逆に進む(過去へ向かう、水に落ちる方向もこう)ザネリ、でジョバンニに右へ(進む方向へ)引っ張られ、

で右回りに振り返ってるの ちゃんと進む方向を向けたって感じがして良い

ではジョバンニに見守られながら目を覚ますザネリ。きっとこれから二人は過去に向き合って友達になることが出来ると思う。この二人を見守るようなカムパネルラの姿が映される。

そうなると のところから考えていくとこの場面は銀河鉄道の夜とは逆のパターンで赤髪(おそらくジョバンニ)の子が溺れたところを引き上げようとしザネリが代わりに水に落ちる→生死を彷徨っているので銀河鉄道に乗る→カンパネルラに会い過去を振り返り罪を告解する→許しは得られるが罪が無かったことにはならないと気づき絶望→それを抱えつつも生きていくことを決意→ジョバンニにより水から引き上げられる(ここが本編の溺死したカンパネルラとの違い)ともとれるかも!!うわすごいぞこの曲!!

助かったザネリとジョバンニ

)で紫髪の主人公助けてくれたんだ

追記 ごめんなさい!私がジョバンニだと思っていたのはザネリでした!多分最後に移ってる赤髪の子がジョバンニです。つまり面食らってるシーンはザネリのカムパネルラを死なせてしまったことへの謝罪ですがおそらくカムパネルラは一切気にしてなかったんじゃないでしょうか?でザネリとジョバンニが一緒に星空を眺めている光景、意図せずしてか元いじめっ子と元いじめられっ子が隣にいる光景なのが面白いですね…

ここら辺にロウワーのデッディデドゥットゥルルットゥ的なリズム?があるのめっちゃ好き…!!!!
